- 2011年9月 (2)
- 2011年8月 (1)
- 2011年7月 (4)
- 2011年6月 (1)
- 2011年1月 (1)
- 2010年12月 (5)
- 2010年10月 (3)
- 2010年9月 (1)
- 2010年4月 (1)
- 2010年3月 (3)
- 2010年1月 (1)
- 2009年10月 (1)
- 2009年9月 (1)
- 2009年8月 (4)
- 2009年3月 (4)
- 2009年2月 (4)
- 2009年1月 (3)
- 2008年12月 (3)
- 2008年11月 (4)
- 2008年10月 (7)
- 2008年9月 (4)
- 2008年8月 (2)
- 2008年7月 (3)
- 2008年6月 (5)
- 2008年5月 (7)
- 2008年4月 (9)
2009.2.22
心が生きる
バリ島に着いてはや6日になる。「スカイ ブルー」というジルバやサルサなどを踊る店ができたというので、そこでみんなと夕食をといることにした。これがおもしろかった。ダンサーがとにかく格好よく、上手に踊るのである。社交ダンスなどを習っている人は楽しいことだろうと思う。専属のダンサーが数人いて、踊りながら教えてくれる。
ロシアから来た夫婦もその娘も上手に踊る。ステージの歌手が出てきて、私を引っ張り出し、踊ろうというので、踊ったら、大いに受けた。ちょっと意外なことをするとバリ人は男性も女性もよく笑い、喜ぶ。まるで、渡辺京二の本「逝きし世の面影」の江戸期、明治初期の日本人とまさに同じと思う。当時の日本人はなんでもないことにもよく笑ったらしい。このことを当時日本にやってきた外国人は一様に印象として書いている。まだ近代工業化されていない社会では「よく笑った」のだろう。貧しくてもよく笑い、好奇心をあらわにし、人なつっこく、見返りを期待しないのが多くの日本人のようであった。
この島はいまだに江戸期のようで、多くの人が魅せられるのは私たちに潜む昔日の懐かしさなのだろう。
5日間、毎日8時間、「心のチューニング」という私が書き上げたテキストをもとに、講義をした。精神の病はどのようにして起こるのか。物の考え方をみなで検討する。だんだんと「笑顔」とは何か、「あいさつ」とは何か、知性とは何か、過去とは何か、など、そして自分とは何か、まで検討していくのである。
私のような権威もなにもない人間が考えたことを大人である生徒がまじめに取り組んでくれる。大学で勉強する内容よりもずっと役立ち、ずっと斬新で、ずっと深く、そしてわかりやすい、と私は思っているし、受講生もそう言ってくれるので、私は相当気分がよい。
ようやくこの分野に足を踏み入れることができた。11年来の願望でもあり、やらねばならない私の好奇心であった。まだまだ不足することもあるが、今回は1回目、2回目に比べて、満足度が高い。きっと未来はもっと深化できるのではないか、と思っている。帰国したら、書き直しも始めるつもりだ。
今日、日曜日は休息をとる。到着して3日間は夕方になるとスコールがあり、雷鳴が轟いた。雨季がもう明けるのだろうか。
昨日、今日と気温は29度ぐらいになって、暑い。熱帯の植物をいつも目にしている。これが気持ちよい。研修生たちはそれぞれに、キンタマーニやウブドゥに出かけたり、スパに体験に行ったり、楽しく過ごしている。日本に帰らなければならないことを「ああイヤだ」と言うが、内心には未来への意志が「心のチューニング」で獲得できている。私たちは過去にこだわることなく、今日と未来に生きなければならない。そう考えれば、心はうまく生きられる。
![]()

